第1回三井ゼミ

ゼミ記録20200407

 本日,第1回のゼミがオンラインで行われました。

 これから,2020年4月1日付で常葉大学教育学部に着任された三井先生のもと,学んで参ります。

 三井ゼミ所属となった4年の5人は,前任の佐藤和紀先生に約8ヶ月ご指導いただいておりました。佐藤先生のご栄転は嬉しかったのですが,指導教員が変わることへの不安もありました。しかし,後任となる先生が,面識のあった三井先生に決定したと伺い,まさかと驚きました。同時に,佐藤ゼミ所属であった私たちのことも引継いでくださることとなり,これから先の研究や指導がどうなってしまうのかという不安は安心に変わりました。

 また,引き続き佐藤先生からもご指導をしていただけることとなりました。お2人の先生方からご指導をいただく,大変貴重な機会を大切にし,日々勉強に励みます。

 三井先生からは,今後のゼミの予定についてお話がありました。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため,対面でのゼミは当面控えることとなりました。

 そのため,オンライン会議システムを使用してゼミを行います。ビデオ表示で顔が見えること,画面共有が可能なためスライドショーを使用したプレゼンテーションが容易にできることが,ゼミを行う際にオンライン会議システムを用いる理由として挙げられます。

 実際に使用してみると,安定的なインターネット環境を確保することや音声の設定,画面共有の準備への課題がありました。

 今後,しばらくはオンラインでのゼミが中心になります。日常的にICTを活用する際にも言えることですが,トラブルが起こったり,操作に手間取ったりしてしまい,貴重な時間を無駄にすることが無いように,代替策を瞬時に講じるといった臨機応変な対応が求められることを確認しました。

 本日のゼミの内容は,これまでの研究について10分でプレゼンする,というものでした。佐藤先生のご指導のもとそれぞれのゼミ生がどのようなことを研究してきたのかを発表し,それを踏まえた卒論の構想についてのご指導をいただきました。

 研究対象に悩んでいる者,分析の方法に悩んでいる者,調査依頼の返答が続々と届き分析をかけ始めた者と進捗状況は様々です。

 三井先生からゼミ生それぞれの研究に対してコメントをいただきました。ご指導の中で「研究は誰かのためであること」と繰り返し仰られていたことが印象に残っています。ゼミ生の研究には,現職の先生方に調査を依頼するものもあります。先生方のお時間を取って協力していただいていることを忘れず,分析結果をどのように還元するのかを考えて研究をすることが求められていることを認識しました。研究は自己満足ではなく,社会のためにするものであるということ見失ってはいけないと心に留め,日々励んで参ります。(荒川)