論文が掲載されました

コンピュータ&エデュケーション(コンピュータ利用教育学会の論文誌)に論文が掲載されました。

小学校理科におけるプログラミングによるアイデアの具現化を取り入れた防災教育の授業開発
三井 一希, 塩島 諒輔, 佐藤 和紀, 堀田 龍也
コンピュータ&エデュケーション Vol.48:76 – 81,2020年6月 [査読有り]

(抄録)
本研究では,小学校理科においてプログラミングによるアイデアの具現化を取り入れた防災教育の授業を開発して実践した。プログラミングツールには,各種センサーを利用できるマイコンボードを活用した。実践の結果,児童は開発した授業を概ね好意的に評価した。また,「防災・減災について自分にもできることがある」,「プログラミングは防災・減災に役立つ」と考える意識の高まりが確認された。

小学校教員時代,最後に担任したクラスでのプログラミング教育の実践論文です。「防災教育×プログラミング教育」という新たな授業を提案できたかなと思います。

堀田龍也先生@東北大学大学院
佐藤和紀先生@信州大学
塩島諒輔さん@株式会社ライカーズアカデミア

ありがとうございました。

本研究で使ったプログラミングツールは,「スクーミーボード」(http://schoomy.com/)と呼ばれるもので,さまざまなセンサーを接続することで,拡張性を持たせられるものです。プログラミング自体も簡単にできるので,学校現場での活用にオススメです。