板書の技術

教職科目「教育の方法と技術」では,板書について扱いました。

まずは,教授メディアとしての「板書」の役割を確認し,実際の板書写真を示しながら優れた板書の条件を考えていきました。
板書の字が整っていることは見やすい板書の条件にはなりますが,それだけではダメです。

何を書き,どこに書き,いつ書き,など教師が授業中に考えるべきことはたくさんあります。また,チョークだけで板書を完成させることは少なく,教材を拡大コピーしたものを貼ったり,児童生徒の氏名が書かれたマグネットを貼ったり,マグネット式のホワイトボードを貼ったりといろいろな貼り物があります。

さらに,教育の情報化の進展に伴い,デジタル教科書,実物投影機,プロジェクタ,電子黒板なども多くの学校に整備されてきました。これらのICT機器と板書をどのように組み合わせていくのかも考えなければなりません。

いきなり板書がうまくなることは難しいです。そこで,まずは上手な人の板書を徹底的に真似してみることから始めるようにアドバイスしました。

また,ポイントとして以下の点を伝えました。
●要点を絞って書く。
●枠で囲んで,目立たせる。
●内容ごとにまとめる。
●学びの道筋がわかるようにする。

短時間ではありましたが,実際に板書練習の時間もつくりました。
学生は普段書き慣れていないので,自分の氏名を書くことにも苦労したようです。