山梨県甲斐市立竜王北小学校の校内研修会へ講師としてお招きいただきました。
今回のテーマは,「教師のファシリテーションの理論と実践 -教師のはたらきかけで主体的・対話的で深い学びをつくる-」です。
<研修ゴール>
●今,求められている「学び」を知り,ファシリテーションスキルの具体例を挙げられる。
●主体的・対話的で深い学びへ向けたアクションプランをつくることができる。
<メニュー>
1 学習指導要領の改訂と教師の役割
2 模擬授業
3 授業をファシリテートするためのヒント -授業実践を例に-
4 アクションプランの作成と共有
ID(インストラクショナルデザイン)×UD(ユニバーサルデザイン)の視点から授業をデザインするための方法について,演習を通じて考えてもらいました。
コロナ禍のなか,児童同士のペア活動やグループ活動が難しい状況です,
このような状況では,教師が児童の発言をつないでいく,児童が考えたくなるような問題の工夫を行う,児童の思考や曖昧な表現を「見える化」して学習を進めやすくする,というようなヒントをお伝えしました。
IDやUDには特定の正解はありません。
先生方が児童の実態に応じて,さらに工夫をしていくきっかけになってくれたら嬉しいです。