ICT活用教育アドバイザー

文部科学省では,GIGAスクール構想の実現を目指しています。

これは,
「1人1台端末と,高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで,特別な支援を必要とする子供を含め,多様な子供たちを誰一人取り残すことなく,公正に個別最適化され,資質・能力が一層確実に育成できる教育環境を実現する」(https://www.mext.go.jp/content/20200625-mxt_syoto01-000003278_1.pdf)ことを目指すものです。

簡単に言うと,全ての児童生徒に1人1台の情報端末と,その端末が使えるネットワーク環境を整備するというものです。

これまでにないビッグプロジェクトであり,これで教育の情報化が一気に加速することが期待できます。一方で,教育委員会をはじめ,各学校の先生方の悩みや心配も尽きません。

こうした教育委員会の相談にのるために,文部科学省では「ICT活用教育アドバイザー」(https://www.mext.go.jp/content/20200508-mxt_jogai01-000007066_01.pdf)を設置しています。

今年度,こちらのアドバイザーを拝命しています。本日,1回目のアドバイス事業を行いました。担当した自治体では,小1から中3まで全児童生徒にChromebookを導入する計画を立てているとのことです。

授業での活用方法,セキュリティの確保,研修計画の立て方などについてアドバイスを行いました。

軌道にのせるまでが最も大変だとは思いますが,順調に導入が進むことを願っています。