プログラミングの体験

教職科目「教育の方法と技術」では,プログラミング教育について扱いました。

まずは,小学校学習指導要領から,プログラミング教育のねらいをおさえました。

・プログラミング教育は,プログラミング言語を覚えたり,プログラミングの技能を習得したりすることが目的ではない。

目指すのは,
・プログラミング的思考を育むこと。

・プログラムの働きやよさ,情報社会がコンピュータをはじめとする情報技術によって支えられていることなどに気付くこと。

・身近な問題の解決に主体的に取り組む態度やコンピュータ等を上手に活用して,よりよい社会を築いていこうとする態度などを育むこと。

です。
さらに,教科等で学ぶ知識及び技能等をより確実に身につけさせることも目指しています。

2017年告示の学習指導要領から新たに加わった内容です。
もちろん,学生は教授経験も被教育経験もないため,不安が大きいようです。

そこで,まずは,体験をしてもらいました。
今回は,MESH(https://meshprj.com/jp/)を使いました。
MESHに初めて触れる学生が多かったので,簡単な操作方法を伝え,演習問題を解いてもらいました。

演習問題を通じて,基礎的な操作方法やMESHで何ができるのかを理解することができたようです。
その後,グループごとに「あったらいいな,こんなもの」をテーマに,MESHを使ってアイデアを具現化してもらいました。

・二度寝防止装置
・コロナ対策装置
・授業中の居眠り防止装置

など,ユニークなアイデアがたくさん出てきました。

学校現場に出た際には,プログラミングの体験を通じて,プログラミングの楽しさや魅力を伝えていってほしいと思います。