第32回三井ゼミ

第32回ゼミ記録

本日,第32回のゼミが行われました。12月も中盤を迎え,このメンバーでできるゼミも残り僅かです。今回は,日々の努力と社会貢献という2つのことについて学びました。

【日々の努力】

 三井先生より,「やらない理由を探すのがうまくなると,成長が止まる」という言葉を教えていただきました。私たちのゼミでは,研究の進捗や悩みの共有・自己調整能力の育成等を目的として,毎日研究を進めること・発信することを定めています。しかし,ゼミ生の中でも,有言実行できている人とそうでない人がいるのが現状です。バイトや大学の課題,プライベートな時間等,忙しい理由はたくさんあります。けれども,それらを言い訳にせず,隙間時間を見つけて研究を進めていくことが,自らの成長や目標の達成につながることを学びました。

 また,三井先生から1つの新聞記事が提示され,その記事から小学校低学年への発問を考えるという課題が出されました。ゼミ生からは,「写真の中の動物は何ですか?」や,「動物の名前を言い換えている部分を抜き出しましょう」というように,様々な視点から発問が挙げられました。こうした視点の違いは,それぞれの教科等の「見方・考え方」に即したものであるといいます。そして,日常の中で機会を見つけ,どのような発問ができるかを考え続けることが,教師の技術向上につながると教えていただきました。

 これらの学びは,日々努力することが自らの人間として・教師としての成長につながるという点で共通しています。今後は,やらない理由を探すことをやめ,毎日研究し,発信することを習慣化できるように取り組んでいきます。

【社会貢献】

 今回は,4年生よりプログラミング講座の開催についてお話がありました。私たちのゼミでは,地域の科学館からの依頼を受け,年に一度,プログラミング講座を開催しています。本講座は,今年で5回目となります。私たちの先輩方が,どうすれば子供たちに楽しくプログラミングを学んでもらえるかを真剣に考え,取り組んできたからこそ続いてきたものです。一学生である私たちに依頼してくださることの意味や,「三井研究室」という名のもとに開催することへの責任の重さを自覚しなければならないと学びました。また,この講座は学生のうちに社会に貢献することができる,とても貴重な機会です。日々の学びを少しでも社会に還元できるよう,最大限努力していきたいです。

今回は,ゼミ生の誕生日をケーキでお祝いしました。こうした何気ない日々を大切にしながら,先輩方との思い出を増やしていきたいと思います。(池田)