2021.2.3
本日,第37回三井ゼミが行われました。
大学は春休みに入りましたが,3年生で話し合い,ゼミはこれまで通り水曜日に行うようにしました。新型コロナウイルス感染症の影響もあり大学には入れないため,今回もzoomで行いました。
【SAMRモデル】
SAMRモデルについて三井先生からお話ししていただきました。
SAMRモデルとは,以下のようなものです。
Substitution(代替):機能的な拡大はなく,既存ツールの代用となる実践
Augmentation(拡大):既存ツールの代用となることに加え,新たな機能が付加された実践
Modification(変形):実践の再設計を可能にする実践(授業デザインに変化が起きる)
Redefinition(再定義):以前はできなかった新しい授業を可能にする実践(これまでに想定していない資質・能力を引き出す)
(出典)Puentedura(2003)をもとに三井一希が作成
今回は,SAMRモデルの説明を聞いて学ぶだけではなく,ICTを活用した授業の実践例をSAMRモデルで分類する活動も行いました。この活動は,実践例をSAMRモデルのどの段階かと考える活動に加え,他の段階にあてはめた時にどのような実践になるかまでを考えるという活動でした。活動が始まると,分類するだけでも時間切れになるほどの難しさでした。今後は,SAMRモデルで分類するような視点を持ち,段階別について考えられる力を身につけていきたいと思います。
【研究進捗】
成果報告会を終えて,テーマが決まり研究の方向性が見えつつあります。最近は,3年生も発信が多くなってきたため,お互いの研究にコメントができるようになってきました。改めて,相手の話したい内容の前提が入っていることの重要さに気づきました。
4年生が卒業していくことも踏まえ,3年生と自主ゼミ生で互いにコメントしながら研究を進められるよう頑張っていこうと思います。また,困ったときは4年生にアドバイスをもらい,ゼミというチームで切磋琢磨しながら研究に取り組んでいきます。
(南條)