第39回三井ゼミ

2021.02.17

本日,第39回三井ゼミが行われました。

【三井先生から】

 今回のゼミでは「時間の使い方」について三井先生からお話がありました。組織に属していれば暇な人はいません。しかし,本当に忙しい人は忙しいと言わないと教わりました。それは,タイムマネジメントをしっかりしているということ,つまり自己管理がきちんとできているということだと学びました。例えば,大学生には必ずやらなければならないこととして,大学の講義があります。しかし,それ以外のアルバイトやサークル等は自分で決めて取り組んでいることであり,忙しさの言い訳にはなりません。以前のゼミで,「やらない理由を探すのがうまくなると成長は止まる」という言葉を教わりました。タイムマネジメントをせずに,「忙しい」と言うことでやらない理由を作ることは簡単です。しかし,その分成長が止まってしまうと考えます。だからこそ,タイムマネジメントをきちんとしていくことや自己管理をすることが大切になります。

 春休みは時間を自由に使える分,時間を無駄にしないようにタイムマネジメントや自己管理をしていきます。

【ディスカッション】

 今回のゼミでは,「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。」という言葉と泣いている鬼の子どもが描かれた画像を基にディスカッションを行いました。私は,この画像を見て,相手の立場を考えた行動が取れるようになりたいという意見を持ちました。ゼミ生の中には,いじめ問題や児童の家庭環境,教師の行動等,学校現場に即した意見を述べている人がいました。自分の意見を具体的な事例を含めて述べることで説得力を増すと学びました。また,物事に対して自分がどのような意見を持つのかを常に考えることや,鬼目線,桃太郎目線,のように,多面的・多角的に物事を見る力を身につけることが大切だと学びました。

 教員採用試験や,企業の面接でも集団のディスカッションはあるので,自分の意見を相手にわかりやすく伝える力や,周りと協働できる力を高めていけるようにしていきたいと思います。

今回は信州大学佐藤研究室のゼミ生1名が三井ゼミに参加してくださり,新鮮な雰囲気でのゼミになりました。他の研究室と学び合うことができる貴重な環境を今後も大切にしたいと思います。

今回のゼミ記録の写真は,長野には海がないということで海をテーマに敬礼のポーズをしました。

(中山)