プログラミング講座を振り返って

2021.02.20/2021.02.27

2月20日と27日の2日間,静岡市クリエイティブタウン ま・あ・るでプログラミング講座を行いました。

今回は午前に小学校低学年向けのGLICODE,午後に小学校高学年向けのmicro:bitの講座を行いました。

【GLICODE】

 GLICODEの講座では,アプリと学習用ポッキーを用いてプログラミングの学習をしました。アプリ内のキャラクターを進ませたい方向に合わせて学習用ポッキーを並べ,カメラで読み込み,泣いている女の子のところまで辿りつけるようにします。GLICODEでは,順序,繰り返し,条件分岐といったプログラミングの基本を学ぶことができます。

 初めの練習問題は説明しながら一緒に進め,残りのステージは子ども達がそれぞれのペースで自分の力で取り組みました。どの子も集中して取り組んでいて,どんどんステージを進めていました。休憩時間もほとんどの子が練習問題に取り組んでいて,GLICODEを楽しんでいる様子が伝わりました。

 今後も,子ども達が楽しみながら学ぶことができる講座を目指していきたいと思います。

【micro:bit】

 micro:bitの講座では,micro:bitの無線機能を活用した宝探しを通して,プログラミングの学習をしました。micro:bitはパソコン上でプログラムを作成し,パソコンで作成したプログラムを送信することで,micro:bit本体がプログラミングを実行します。micro:bitもGLICODEと同じく,順序,繰り返し,条件分岐といったプログラミングの基本を学ぶことができます。また,その他にもスピーカーに繋げて音楽を流したり,無線を使って遠くのmicro:bitに数や文字といった情報を送ったりすることなどができます。

 宝探しに使うレーダーのプログラムを学生がプリントにしてまとめ,グループごとに子供たちが協力してプログラムを作成していく過程で,子ども同士で教え合い学び合う姿を見ることができました。宝探しを実際に行う場面では子ども同士が自分たちで作ったプログラムを駆使して活動しているところが見られました。

 これからも、プログラミングのことについて自分たちも学んでいき、子どもたちがプログラミングを学ぶことのできる講座をつくっていきたいと思います。

昨年度に引き続き講座を依頼してくださった,静岡市クリエイティブタウン ま・あ・るの皆様,ありがとうございました。

改めて感謝申し上げます。

(中山)

(夏目)