第94回三井ゼミ

2022.03.02 第94回三井ゼミ

本日も三井先生にお時間をいただき,オンラインゼミを開催しました。

【授業観をアップデートすること】

 本日は,三井先生から,3月1日に行われた栃木県壬生町立睦小学校の稲木先生の公開授業についてお話をいただきました。稲木先生の授業は児童の多様な学び方を支援し,児童が主体となった授業が展開されていました。授業公開に参加したゼミ生は,稲木先生の授業や学級の様子を見ながら,お互いに気付いたことや考えたことを共有しました。三井先生はこのようにみんなが同じ経験をし,考えを共有することは,自分視点を広げることができるため,大切であるとおっしゃっていました。今後も学びの機会を大切にし,自分の意見を発信し,相手の意見を聞くことで新しい視点に気付いたり,価値を見出したりしていきたいと思います。

 また,三井先生は稲木先生は台北小学校の時に知り合ったそうですが,当時の授業から大きく変化しているそうです。その背景には、稲木先生が端末が導入された以降,端末を活用した授業についてよく勉強され,常に授業観をアップデートしていることがあると教えてくださいました。私達も稲木先生のように新しい教育について高くアンテナを張り,授業観をアップデートし続けたいです。

【研究進捗・相談】

 今回は,前回のゼミが集中講座の影響で参加できなかったゼミ生もいたため,より内容の濃い進捗報告と相談が行われました。ゼミ生の多くは,今後の研究で現場の先生方や学生に対して調査を行います。調査がスムーズに行われるよう、準備をしっかり行いたいと思います。また,来年度は先輩方は教壇に立ったり,大学院に進学されたりするため,今よりも頼ることが難しくなります。ゼミ生でお互いの研究について理解し,支え合っていきたいと思います。

次回は春休み最後のゼミになります。最近はこまめに研究報告を行うゼミ生が増えています。今後もゼミ生の研究に協力し合うことや,研究報告を続けたいと思います。

(渡邉)