スマート農業体験の総まとめ

栃木県壬生町立睦小学校の4年生は,総合的な学習の時間でスマート農業体験を通じた地域学習を進めてきた.

このプロジェクトは,常葉大学三井研,SchooMy,睦小の3者で協働して推進してきたものである.
スマート農業体験ができる「SchooMy Board」を活用して,遠隔から水やりをしたり,土壌水分量を測ったりすることを体験した.
既製品を使うのではなく,子どもたちがプログラミングを通じてアイデアを具現化できるところがポイントである.

本日は,一年の総まとめの回を遠隔から参観させていただいた.
さつまいも農家の方にもゲスト出演してもらい,子どもたちがこれまでの成果を発表したり,新たなアイデアを出し合ったりしていた.

身近な問題を解決するために何ができるか,どんな仕組みが必要かを考える経験を小学生のうちからしておくことの意義は大きい.

睦小の4年生のような子たちが日本中に広がっていけば,きっともっと素敵な国になると強く感じた.

お世話になった大出先生,稲木先生,SchooMy の皆様ありがとうございました.
この実践を論文としてまとめられるようにします.