第97回三井ゼミ

2022.4.20 第97回ゼミ 

本日もオンラインでゼミを行いました。

【全国学力学習状況調査から】

 先生方から,全国学力学習状況調査の問題を通して,今の教師に求められていることについてお話をいただきました。

 毎年,全国学力状況調査が行われ,今年はその出題された問題が大きな話題になっています。その問題はこれまでと比べると読み解かなければいけない情報の量が多く,プログラミング的思考を問う問題もありました。このような問題は,日頃から複数の情報を処理する活動や授業を行っている児童でないと解くことは難しいです。このことから学校現場の教師は日頃からプログラミングや複数の情報を扱うような授業を行っていく必要があると考えられます。お話を伺って,教師の指導不足によってテストの結果が大きく変化することが明らかになり,これから求められている資質・能力を確実に育てられる教師になりたいと強く思いました。

【研究進捗・相談】

 今週も,先週のゼミで先生方からご指導いただいたことを基にそれぞれが研究を進め,報告をしました。

 研究を進めるにあたって壁にぶつかることは多いですが,ゼミ生同士で協力して取り組むことができるようになってきています。それは,誰かの研究にアドバイスすることができるほどそれぞれが力を付けてきているからだと思います。私たちの研究は三井先生がおっしゃるように「誰かを幸せにする」ための研究です。その目的を果たすためには学会発表を通して学術の世界に貢献することが必要です。協力してくださった方々に研究で恩を返すことができるように引き続き学んでいきます。

本日のゼミもありがとうございました。

(小林)