第98回三井ゼミ

2022.4.27 第98回ゼミ

本日もオンラインでのゼミが行われました。

【個別最適な給食】

 本日は,三井先生から学校現場での給食を例として当たり前を疑っていくことの必要性について,お話をいただきました。学校の給食の時間では,全ての児童の準備がそろってから「いただきます」,「ごちそうさま」を言うのが一般的です。これは,多くの教師が,自らの経験による価値観を引き継ぎ,当たり前の形として行われています。しかし,給食を食べる早さは,子供によって違います。食べ終わるのが早い子供もいれば,時間内に食べ終えることができない子供もいます。また,コロナ禍であることを踏まえると,一斉に片づけを行うと密になってしまいます。そのため,準備ができた子供から食べる,時間内に食べきれる分にするなどの工夫を取り入れるなど,これまでの当たり前だったことを見つめ直し,子供たちの実態に即した方法を実施していきたいです。

【研究進捗・相談】

 ゼミの時間だけで1週間に行ってきたことを報告・相談することは困難です。そのため,日頃からどのように研究を進めているのか,報告することが大切です。日頃の研究の進捗を報告することで,先生方からの指導や他のゼミ生からの意見を受け取りやすいようにします。また,中にはお互いに協力して,調査の結果の分類を進めているゼミ生もいます。助け合える部分は助け合うことを大切にして,今後も研究を進めていきます。

 来週はゴールデンウイークのため,お休みとなります。その間も,研究を進め,報告することを大切にします。本日のゼミもありがとうございました。

(髙木)