学習理論を活用した講座づくり

「博物館・情報メディア論」では,学習理論について学修した.
ARCS動機づけモデル,ガニエの9教授事象,ID第一原理など,
インストラクショナルデザインの基本原理を扱った.

本科目は学芸員資格を取るための科目であるが,
博物館等でワークショップを実施するには,こうした学習理論の理解が欠かせない.
そこで,インストラクショナルデザインの基本原理を扱い,その理論を生かして
各自に講座をつくってもらった.

テーマを自由にしたため,ストーリーの書き方,「アネクドート」,数式を使わない数学など
実に多様なテーマが出てきた.
学習理論はコンテンツ(中身)によらず,使えるものである.
科学的に教えるときの道具として,学生にはぜひ身につけていってほしい.