国語教育探究の会で講演

山梨大学教育学部附属小学校の髙橋先生にお声がけいただき,
「国語教育探究の会」で講演を行った。

オンライン講演だったこともあり,山梨に限らず全国から60名以上の申込があったとのこと,
たいへんにありがたい。
休日にプライベートの時間を使って自己研鑽を重ねる現場の先生方の姿勢に頭が下がる。
髙橋先生は個人的なつながりがあり,依頼を喜んでお受けした。

国語の内容的な話ではなく,学習方法としてのICTの活用や学習者主体の学びへの転換の話をした。
ブレイクアウトルームを活用しながら,グループディスカッションの時間を多めに確保した。
探究的な学びを進めるための学習過程を紹介したところ,全員が一律の学習過程で学ぶことは
個別最適な学びなのか,とのご意見をもらった。たしかにそうともいえる。
ただ,これは足場掛けの段階だと考える。
最終的には学習過程も児童生徒が自分で工夫して決めていければよいのだが,
それが難しい段階では学びの型を示し,経験させることが大切だと思う。

このような議論ができるのも楽しかった。
貴重な登壇の機会をありがとうございました。