第121回三井ゼミ

2022.12.01 第121回三井ゼミ

今回もオンラインで第121回のゼミが行われました。

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【指示の効率化】

 今回は,三井先生から小学校の研修の内容を共有していただきました。子供への端末操作の指示は少なくし,効率化していくことが重要だと教えていただきました。初めて行う操作や慣れていない操作に対しては,足場かけを丁寧に行うことが大切になります。しかし,丁寧な足場かけをずっと行うのではなく,段階によって徐々に変えていくことも必要であると学びました。そのため,子供たちの端末操作の習得具合や実態を把握し,適切な指示を行えることを目指していきます。

【誰のための取り組みか】

 別の授業場面から教師がまとめをしたくなるのを我慢することも必要であると学びました。教師がまとめた方がわかりやすいものになることは多いと思います。しかし,それでは子供たちの思考が働きづらいです。まとめがうまくいかなかったとしても子供たち自身が考えを整理することや表現することに意味があります。

 また,授業の振り返りは教師に提出して完了すると,教師と子供との間でのやりとりで終わってしまいます。他者の振り返りを見ることで気づくことや学ぶこともあります。教師に提出して終了であると,教師に見せることを意識した振り返りになってしまう可能性もあります。振り返りを共有することで,さらに自分の学びにつなげる意識を持たせたいです。

 子供を主語にすることで,まとめや振り返りの仕方を違った視点で見ることができました。そのため,他の取り組みにおいても,子供を主語に見ていくことを大切にしていきたいです。

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 卒業論文の提出まで約1ヶ月となりました。提出までの見通しを立てて,ゼミ生で協力や声を掛け合って,行動していきます。

(髙木)