第13回学び研記録

2024.06.25 第13回学び研記録

 本日は、第13回学びデザイン研究会がオンラインで行われました。今回は、三井先生が他のお仕事だったため、メンバーのみで行いました。

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【3ヶ月を振り返り、今後に活かす】
 今回も日々の実践や悩んでいることを共有・相談しました。昨年度、現場に出たメンバーは、2年目になり、早くも3ヶ月が過ぎました。この3ヶ月はそれぞれが昨年度の反省を生かしながら様々なことに挑戦してきました。その中で、授業に対する悩みや子供たちとの生活の中で気になることも増えてきました。それぞれが意識している部分(単元を見通すこと、板書、子供との接し方、生徒指導 など)を共有することで、他者からの視点で新たな考えを得ることができました。板書ひとつとっても、多くの方法(学習過程を書く、子供の考えを書く など)があり、それぞれに異なった効果があります。目の前の子供達の実態により、最適解が異なりますが、考え方の本質が同じ部分は多くあります。様々な教授法を理解しておくことで、複数の対応ができるようになります。2年目となり、できることや考えられることの幅も広がってきているので、日々の実践を柔軟に対応できるようにしていきたいです。今後も自身・他者の実践を客観的に見ることで、振り返りながらより良い実践に近づけていきます。

【個別最適とは?】
 あるメンバーの発表から「個別最適」について話がありました。この言葉は、教育現場でよく耳にする言葉ですが、具体的に考えるととても深く難しい言葉です。個別最適の視点では、「自立して学べる学習者」を育てることが大切です。一つの授業でそのような学習者を育てることは不可能に近く、1年や数ヶ月といった長い期間を通して育てていくことが必要です。そこで、教師としては、環境づくりや様々な学び方の提供、多岐にわたる授業スタイルでの授業を行うことがそのような学習者を育てることにつながります。以前までは「みんなと同じことができる」などといった他者と同じことをすることが求められていましたが、現在は「自ら課題を見つけ、それを解決できる」ことが求められています。社会の変化とともに学習者に求められる力が変化しています。自分から「学びたいことを学べる」子供たちを育成するために、一人一人の思いを大切にしながら授業をしていきます。「個別最適」だけでなく、求められる学習者の姿は変化していきます。社会にあった学習者を育てるため、教師として求められている子供の姿に近づけるよう、常に考えをアップデートしながら教育活動に取り組んでいきます。

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本日もありがとうございました。
次回の研究会までもたくさんの実践を行い、振り返りながら様々なことに挑戦していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

(鈴木)