2024.08.27 第14回学び研記録
本日は,第14回学びデザイン研究会がオンラインで行われました。ゼミ生は1学期の実践や2学期に向けての取り組みを発表しました。
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【全国学力・学習状況調査の結果より】
三井先生より令和6年度全国学力・学習状況調査の結果に関してご教授いただきました。児童生徒は,個別最適な学び・協働的な学びが一体的に取り組まれているほど,「学校に行くのは楽しい」と感じていることが明らかになりました。固定の授業スタイルではなく,授業スタイルの引き出しを増やすことが重要だと感じました。児童生徒自身が学び方を選択できるというのは,学びやすさや学ぶことの楽しさを感じる事につながります。日々の授業を考えていく中で,子供たちの視点に立つことを意識していきたいです。
また,発表する場面においてICT活用頻度が正答率に与える影響に目を向けていきました。中学校3年生の国語科・数学科において,発表の際にICTを活用することが,記述力や表現力に影響している可能性があると考えられます。ICTの活用と学力の向上には相関関係はありませんが,ICTを活用することは,学びの選択肢が広がったり,授業の質向上へとつながったりします。そのため,他教科を担当する教員とも話をしながら,発表する場面でのより効果的な活用方法を検討していきたいです。
【同期の発表】
新学期を迎えたメンバー,これから新学期を迎えるメンバーがいる中で,夏休み中の学びや今後の目標について発表していきました。まず夏休み中の学びに関して,地方へ足を運び研修を受けたり,指導に悩む教科に目を向け,本から学びを得ようとしたりする姿が見られました。長期休暇は,自らの実践を振り返り,今後の授業や学級経営のヒントを得られるチャンスです。夏休み中に得た学びをたくさん子供たちへ還元していきたいです。
また,二学期からは行事が増えていく学校が多いです。児童生徒の想いを汲み取り,共に行事を作っていくことが必要となります。特に運動会や体育祭では,種目決めがありますが,子供たちが納得する形で決めていけるよう全体への事前の声かけを大切にしていきたいです。また,教員自身も楽しみながら参加することで,子供たちに目標に向かって取り組むことの楽しさを伝えていきたいです。
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今回もありがとうございました。学び研を通して考えたことや得たことを今後の授業や学級経営にまた活かしていきたいと思います。
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
(髙木)