2/28 尼崎市へのオンライン講演

尼崎市へのオンライン講演を行った。
昨日まで尼崎市のお隣の西宮市にいたが、今日はオンライン開催とのことで、
甲府の研究室から繋ぐことになった。

60分の尺で探究的な学び、情報活用能力の育成等についてお話をした。
オンライン講演は気軽に参加できるメリットがある一方で、どうしても消費的になりがち。
相手の反応も分かりづらい。今日の講演はどうだったのだろう。
何か一つでも授業改善のヒントになる情報が提供できたのであればありがたい。

AIレコーダーPlaudが要約した本日の講演の内容は以下のとおり。


社会の変化とデジタル学習基盤

社会の変化に伴い、デジタル学習基盤が重要になっている。特に一人1台の端末やクラウドの活用が教育現場で進んでいる。

  • 要点
    • 一人1台端末の整備が進んでいる。
    • クラウドを介しての協働学習が可能。
    • デジタル学習基盤が教育の土台となっている。
  • 説明デジタル学習基盤は、学習の効率化や協働学習を促進するための重要な要素であり、これにより情報へのアクセスが容易になり、学びの質が向上する。
  • 留意点
  • クラウドを活用した協働学習の促進。
  • 一人1台端末の効果的な利用。
  • デジタル学習基盤の整備と活用。

ICT機器の効力感

ICT機器が学習に与える効力感についての調査結果。多くの子どもたちがICT機器の利点を感じている。

  • 要点
    • わからないことをすぐに調べられる。
    • 動画や音声を活用して学習内容を理解しやすい。
    • ICT機器の使用頻度と学力の相関。
  • 説明ICT機器を活用することで、情報へのアクセスが容易になり、学習の効率が向上する。これにより、子どもたちは学びやすさを感じ、学習意欲が高まる。
  • 留意点
  • ICT機器を活用した情報収集の促進。
  • 学習意欲を高めるためのICT活用。
  • ICT機器の効果的な使用方法の指導。

個別最適な学びと協働的な学び

個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実させることが求められており、これが子どもたちの学びの質を向上させる。

  • 要点
    • ICTは単なるツールではなく、学びの環境として活用される。
    • デジタル学習基盤の上で子どもたちと先生方の学びをアップデートする必要がある。
    • コンピューターベースドテスティングの導入が進んでいる。
  • 留意点
  • ICTを活用した学びの環境を整備する。
  • デジタル学習基盤を活用して、子どもたちと先生方の学びをアップデートする。
  • コンピューターベースドテスティングに対応できるように準備する。

生涯にわたって学び続ける力

変化の激しい時代において、生涯にわたって学び続ける力が重要であり、学校での学びを超えて自ら学び続ける能力を育む必要がある。

  • 要点
    • 学校で学ぶことはコップの水に例えられる。
    • コンテンツとコンピテンシーのバランスが重要。
    • 遅延評価学習法が重要で、必要な時に必要なことを学ぶアプローチが求められる。
  • 留意点
  • 学校での学びを超えて自ら学び続ける能力を育む。
  • コンテンツとコンピテンシーのバランスを考慮する。
  • 遅延評価学習法を取り入れる。

授業改善の重要性

教育現場での授業改善が求められており、特に初任者が直面する課題に対処するための新しいアプローチが必要とされている。

  • 要点
    • 初任者が大学で学んだことと現場で求められることのギャップ
    • 従来の授業スタイルと新しい学びの方法のバランス
  • 留意点
  • 授業を評価する側がアップデートされているかどうかの確認

個別最適な学びの展開

個別最適な学びを展開するためには、段階的なアプローチが必要であり、教師や仲間がモデルを示すことが重要である。

  • 要点
    • 自己調整学習のプロセス
    • 教師の役割とモデルの提示

個別最適な学び

子どもたちが自分で選択決定を行う学びの形態で、教師がすべてを決めるのではなく、子どもたちが主体的に学ぶことを目指す。

  • 要点
    • 課題、学習過程、携帯ツール、場所、ペースなどの選択肢がある。
    • 教師がすべて決めるのではなく、子どもたちが選択肢を持つことが重要。
    • 段階的に子どもたちの選択肢を増やしていく。
  • 説明まずはツールの選択から始め、徐々に課題の選択へと進める。観察や模倣の段階を経て、自己調整を促す。
  • 留意点
  • いきなりすべてを子どもたちに任せるのは難しいため、段階的に進める。

情報活用能力

情報を適切かつ効果的に活用して問題を発見・解決し、自分の考えを形成するために必要な資質能力。

  • 要点
    • 基本的な操作能力
    • 問題解決や探求における情報の活用
    • プログラミング的思考
    • 情報モラルやセキュリティ
  • 説明情報を集め、分析し、比較する能力を育む。自力で情報を整理し、関連付ける力を養う。
  • 留意点
  • 教科書から大事な情報を抜き出すスキルを鍛える。
  • 情報を自分なりに解釈し、編集する力を育てる。

探究的な学びと調べ学習の違い

探究的な学びは自分なりのリサーチクエスチョンを持ち、情報を分析して自分なりの答えを出すことを重視する。一方、調べ学習は与えられた問いに対して既存の情報をまとめることが中心。

  • 要点
    • 探究的な学びは自分なりの疑問を見つけ、さらに調べることを繰り返す。
    • 調べ学習は既存の情報をまとめることが中心。

探究的な学びのプロセス

探究的な学びのプロセスは、課題の設定、情報の収集、整理、分析、まとめ、表現のステップで構成される。

  • 要点
    • 課題の設定
    • 情報の収集
    • 情報の整理と分析
    • 情報のまとめと表現

授業デザインにおける探究的な学びの取り入れ方

探究的な学びを授業に取り入れることで、子どもたちが自分で考え、情報を収集し、分析する力を養うことができる。

共通言語としての探究サイクルを活用する。

要点

探究的な学びを授業に取り入れることで、子どもたちの主体性を育む。