日本教育工学会研究会に参加

日本教育工学会(JSET)では,年に4回研究会を行っています。今回の研究会は,当初函館で行われる予定でした。しかし,昨今の状況を踏まえ,オンライン開催となりました。

学会に参加するには,会場によっては前日入りをしなければなりません。しかし,オンラインだと開始数分前まで違うことをしていても問題ありません。私は,部屋に掃除機をかけていました。

オンライン開催のメリットは,他にもあります。通常,学会発表はいくつかの部屋に別れて同時進行で行われるので,聞きたい発表が重なったときは,1つに絞る必要があります。部屋の行き来をしたとしても,時間がかかります。しかし,オンラインだと指定されたURLにアクセスするだけで,会場をまたいで発表を聞くことができます。デバイスが複数あれば,同時に別の発表を聞くことも可能です。

もちろん,オンライン開催にはデメリットもありますが,これまで時間的・金銭的制約で参加できなかった人が参加しやすくなるなど,学会発表をオンラインで開催することに大きな可能性を感じました。

今回の私の関連発表は,以下のものです。ゼミ生が頑張りました。

日常的にパソコンを使用している学生がChromebookを1ヶ月間使用した際の記録の分析
手塚 和佳奈,佐藤 和紀,三井 一希,中川 哲,堀田 龍也
日本教育工学会2020年度第1回研究会(JSET20-1,99-104) 2020年5月23日