第27回三井ゼミ

本日,第27回の三井ゼミが行われました。

今回は,実習も終わり,3年は全員が揃い,いつも以上に活気のあるゼミになりました。

【責任を持つ】

はじめに三井先生から,「責任を持つ」ようにご指導いただきました。

最近,3年生の中では,研究の進捗具合や取り組み状況に個人差があります。

毎日の研究進捗を発信する以前に,何をしていけばいいのか見通しを立てて活動できない人もいます。

そんな時,1人で頑張ることは難しいので,周りの人に聞いて,チームで取り組んでいくことが大切です。チームで行うことによって,生まれる責任もあります。

また,自分たちは学生なので,自由に行動するのも良いですが,行動した分の責任は自分自身でとることになります。

それらのことを考え,責任を持ち,1月の成果発表に向けて,研究を進めていきたいです。

【経験学習モデル】

学びをデザインするヒントでは,Kolbの経験学習モデルのお話がありました。

Kolbの経験学習モデルでは,4つの段階を使い,単なる経験で終わらせることなく,自身の学びにいかし,自身で概念化していくものです。

4つの段階を,以下に示します。

具体的な経験(Concrete Experience)

省察(Reflective Observation)

抽象的な概念化(Abstract Conceptualization)

能動的な試み(Active Experimentation)

このサイクル自体は,経験をすることが目的ではなく,省察が必須になってきます。

具体的な経験をした後,省察から概念化を行い,能動的な試みをして,自分の力として身につけることができるようになります。

まずは,自分たちがこの学習モデルをしっかりと理解した上で,児童・生徒にも伝え,経験学習モデルを実行していけるようにしたいです。