2023年度の振り返りと2024年度へ向けて

2023年度は山梨大学着任2年目であった.
所属する附属教育実践総合センター(実践センター)では,2名の教員の採用人事に関わった.
また実践センターの事務補佐員の採用人事にも関わった.
新たな人員,優秀な人材で2024年度のスタートが切れることを嬉しく思う.

2023年度は学部1年生の必修科目「ICT活用入門」を新たに担当するようになった.
IDモデルの一つであるTOTEモデルを意識して授業を設計しているが,
2024年はさらに工夫を重ねていく必要があるだろう.
また,2024年度からは高校「情報」の免許課程が新たにスタートする.
こちらは課程認定からカリキュラムづくりに至るまで0から関わってきた.
あわせて現職教員を対象とした「情報」に関わる免許法認定講習もスタートする.
軌道に乗せることが2024年度の大きなミッションとなりそうである.

研究面ではこの2年間,アウトプットが少なかったのでしっかりと取り組んでいく.
査読論文の投稿スケジュールを立て,そこに向けて計画的に進めていくしかない.
これまでどうしても研究が後手に回りがちだったことが反省すべき点である.
「らしさ」が出せる研究ができる1年にしたい.

学校現場や地域にはこれまでどおり関わっていくが,
対象地域や対象分野を広げていくことも2024年度の目標である.
限られたリソースをどのように割いていくのか,
効率よく社会貢献をしていくのかも課題としたい.

研究室もこの2年でずいぶん手を加え,快適な居室環境となってきた.
さらなる飛躍ができる2024年度としたい.