2021年を振り返る

2021年を振り返る。
大学教員2年目、はじめての卒業生を送り出した年だった。
コロナ禍の影響がまだまだ続き制限の多い年だった。

(研究)
1 査読付き論文 13本
ファーストで3本出すことができた。また、研究室のOBOGが卒論をまとめてJSETのショートレターに投稿し、採録された。まさに快挙であった。
前任の佐藤先生と2人で指導してきた成果が実って嬉しい。

2 紀要論文 1本
常葉大学教育学部の紀要論文を単著で出した。
3年前のデータだったが、無事日の目を浴びることができた。

3 学会等発表 42本
ファーストで4本発表した。
年に3〜4回はファーストで発表できるように今後も研究を進めていく。
今年はゼミ生の研究に加え、実践者の会のメンバーと共同研究に取り組み、それが学会発表という形になったことが嬉しい。現場の実践を研究としてまとめ、世に出す支援は研究者になってやりたかったことの一つなので、来年度以降も力を入れていきたい。

4 書籍 4冊
「GIGAのつまづきに徹底対応!1人1台端末活用パーフェクトQ&A」(明治図書)
「GIGAスクール構想 小学校低学年1人1台端末を活用した授業実践ガイド」(東京書籍)
「GIGAスクールはじめて日記 Chromebook と子どもと先生の4か月」(さくら社)
「続・GIGAスクールはじめて日記 小中学校の授業実践から実践を支える体制づくりまで」(さくら社)
編著者や監修者として4冊の本に関わることができた。
ほりた先生、ほった先生、佐藤先生、渡邉先生、ありがとうございました。

5 その他
博士論文を書き上げた。
現在、最終審査段階だが、2021年度中に学位取得の見通しが立った。

(社会貢献活動)
1 講師・ゲストティーチャー 67件
GIGAスクール構想の本格始動に伴い、講演や校内研究会での指導が増えた年だった。
夏まではオンラインが多かったが、秋以降は対面での研修が増えた。
コンテンツや研修デザインを見直し、さらに効果的・効率的・魅力的な研修にしていく。

2 三井研究室の活動
ま・あ・るでのプログラミング教室、静岡県吉田町での親子Chromebook体験会は、恒例イベントとなりつつある。ゼミ生が一丸となって準備をし、力をつけていく様子が頼もしい。

(プライベート)
・中部横断道が2021年の夏に全線開通し、山梨ー静岡間の往復が便利になった。
 毎週往復する身としては本当にありがたい。
・39歳になった(2021年12月31日)。30代もラスト1年!

GIGAスクール構想の本格始動の年だったこともあり、活躍の場を多くいただいた1年だった。
来年は、インプットとアウトプットのバランスをとりつつ、新たな研究にも着手したい。
自分の核となる研究がなかなか進められていないので、そこは踏ん張りどころだと感じている。
あわせて、大学の授業ももっと改善していく。インストラクショナルデザインを専門的に学んできた者として、恥ずかしくない授業をしなければ。

2022年は今年以上に変化が大きい年になりそうなので、健康面に気をつけ、定期的な運動をしていく。

2021年もたいへんお世話になりました。
2022年もどうぞよろしくお願いします。