第1回学びデザイン研究会

本日から「学びデザイン研究会」(略称:学び研)が始まりました。本研究会は,主に今年春に大学を卒業した三井ゼミの学生が参加し,4月から新任として働く若手教師をサポートすること,日々の実践を共有して互いに高め合うことを目的として開設されたコミュニティです。

 本日は,オンラインで第1回の学びデザイン研究会が行われました。

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【学びを獲得する】

 三井先生から,研究会を開設した経緯や4月に向けた心得についてお話をいただきました。4月に向けた心得では,自己調整することの重要性を改めて学ぶ機会となりました。専門職である教師は,より良い教育,指導を追求していかなければなりません。また,社会に出てからは自ら学ぶ機会を得たり,学ぶ時間をつくったりしていく必要があります。そのため,見通しを立てて自己調整する力をつけていきたいと感じました。

 また,自己調整の方法について,ダーツに例えてご指導をいただきました。初めての経験は見通しを持つことが難しいです。だからこそ,ダーツのように,的(目標)を決める,投げる(実行する),当たった場所を見て修正する(目標とのズレを修正する)ように,まずは目標をもって取り組むことが大切だと学びました。4月から挑戦心をもって取り組んでいきます。

【4月に向けて】

 学びデザイン研究会は,参加者が日々の実践や悩み・不安事,研究について共有し合い,互いに学び合う会です。本日は,4月から現場に出る学生は「担任として1年間でどんな子供を育てたいか」「4月に取り組むこと」「心配なこと・不安なこと」,研究を行っている学生は「研究の進捗」を報告・相談しました。それぞれが,教育観や指導観,児童生徒観があり,軸となるものを持っていました。このような軸となるものを持つことが,指導する上では重要です。今後もそれぞれの軸を大切にして実践を行い,情報を共有し合って高め合っていきます。

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 4月から新天地での生活が始まります。ワクワクと不安を抱えてのスタートとなりますが,これまで経験してきたことを活かし,日々の業務に邁進して参ります。

(大房)