第3回学びデザイン研究会

2023.5.30 第3回学びデザイン研究会

本日は、オンラインで第3回目の学び研究会が行われました。

ーーーーー

【三井先生から】

 今回は三井先生が参観した中学校の事例を元に、授業の方法について教えていただきました。授業で子どもたちに考えをまとめさせた後、教師に提出するだけになっていないかという話が出ました。子供の考えを共有して子ども同士で意見を比較することでより深い考えが生まれていきます。教師が子どもの考えを評価するだけにならないように、ICTを使用することでより共有しやすい工夫ができると考えました。

 また、三井先生のお話から、あえて目標を抽象的にして個別で具体的な目標を立てる方法もあることを知りました。子どもたちは一人一人の得意や不得意は違います。目標を自分で立ててそれを表出させることで、より目指すものが明確になることから学びに向かう姿が期待できると感じました。今後の授業で取り入れていきたいです。

【学び研の仲間から】

 三井先生は、ゴールデンウィークが明けて学校生活にも慣れてきたことからこれまで見えなかった子どもたちの姿が現れるようになってきた大変な時期ですが、焦らず行っていくことが大切だとおっしゃいました。学び研の仲間の日頃の共有の中でも、ゴールデンウィーク明けの子どもたちの様子は気が緩んできたことから学習規律が崩れてきたという声が多く聞かれました。そこで、どのような姿が理想なのかを示すためにモデルとなる子の様子を褒めて共有したり、掲示を工夫して視覚的に表したりすることで再度、規律を徹底するために工夫していました。

ーーーーー

 約二ヶ月が経ち、初回よりも学び研の仲間の取り組み一つ一つの質と量が増していると感じました。本日、三井先生や仲間からいただいたアドバイスをもとに学校で実践し、一ヶ月後に少しでも良い報告ができるようにしたいです。

(小林)