第6回学びデザイン研究会

2023.8.29 第6回学び研記録

 本日は、第6回学びデザイン研究会がオンラインで行われました。

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【三井先生のお話から】

 三井先生から「これからの教師に求められる力」についてお話をいただき、学び続けることの大切さを感じました。テクノロジーは変化していきます。最近、ChatGPTを筆頭に生成AIが急成長を遂げており、生成AIの活用に対して懐疑的な方が多く存在します。しかし、これまでの歴史を振り返って見てもボールペンが発明されると、ボールペンのデリットに目を向けては批判があり、コンピュータが発明されると不公平だと批判が生じました。このように、新しいものが出れば不満、批判が出ることは必然です。そのため、生成AIに対しても、子供に書く力が付かない、読書感想文を書いてきた時はどうするのかなど課題を挙げれば沢山出てくると考えられます。しかし、課題ばかりに目を向けて活用するのを避けていいのでしょうか。今私たちは、当然のようにボールペンを使っていて、コンピュータやスマホを手にしています。このように時間が経つことで価値観は変化していきます。そのため、これまでのように生成AIも時間が経つと当たり前のように使われると考えられます。私は生成AIを文章作成を目的として活用することには否定的ですが、生成された文章を推敲するために活用することなどと活用する目的によっては肯定的です。私たちは今から少しずつ勉強して目的に合わせた活用方法を見つけていく必要があると思います。便利さを享受するためには何をすると危険か、できることとできないことを理解しておくことが重要です。まさに今、私たちは学ぶ力を試されています。

【同期の発表から】

 教師になってから初めての夏休みを迎え、各自リフレッシュすることができ、すっきりした顔つきでした。子供たちの笑い声などで溢れかえる賑やかな学校も、夏休みは子供達がいないため心なしか少し寂しく感じました。そして、夏休み明け久しぶりに子供たちと再会をし、学校は子供がいてこそだと感じることができました。夏休み明けということもあり、子供も教師もフルスピードだと疲れてしまうので、ゆっくりと夏休み前までにできたことを振り返り、リズムを取り戻すことが大切です。まずは、聞き方や話し方といった学習規律を見直していくことを大切にしていきたいと思います。これからまた長い学校生活が始まります。まだまだわからないことや戸惑うこと、上手くいかないこともあると思います。そんな時は、先生方に相談をしたり、同期と話し合ったりして頑張っていきたいと思います。どんどん挑戦していき、自分の得意な教科を作っていきたいです。焦らず、ゆっくりと子供たち一人一人力をつけたいという思いを大切に、学習指導、生活指導、生徒指導に努めていこうと思います。

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 本日もありがとうございました。

今後ともご指導の程よろしくお願いいたします。

(篠原)